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示談とは何か?
示談とは、何かの法律上の問題が生じているときに当事者同士で話し合って解決しようとすることです。裁判を起こすよりも時間や費用がかかりませんし、両者が納得して決着できるので後味の悪い思いをすることが少なくなります。大抵のトラブルにおいてはまず示談で解決することを考えたほうが良いでしょう。
なぜ示談書を作ったほうが良いのか?
示談の結果を文書にまとめたものが示談書です。
被害者にとっての大きな関心は、損害をきちんと賠償してもらうことと、場合によっては同じことを繰り返さないように約束してもらうことですが、これは口約束だけでは心もとないものです。
やはり文書としてきちんと残しておくことにより、約束を果たすように圧力をかけることになりますし、もし果たされなかった場合には示談書が裁判における証拠として重要な意味をもちます。
特に賠償金の支払いを分割払いにしたり、先で支払うことにした場合には、確実に支払いを受けられるように示談書を作っておく必要があります。
また、公正証書にしておくなら、支払いを怠った時に裁判手続を経ずに相手の財産に対して差し押さえ等が行なえますので、賠償金が多額になる場合などは公正証書にしておくと良いでしょう。
一方、加害者側にとっても示談書を作っておくことが安心です。
話し合いが決着したという証拠を残しておくことにより、その後に何かにつけて金銭を要求されたり、クレームをつけられるのを防ぐことができます。
また商売を行なっている人にとっては、被害者がお店の過失についてあちらこちらで言いふらしたり、インターネットで書き込んだりするなら、今度はお店の営業に深刻なダメージが及ぶこともありえます。ですから示談書の中で風評被害を防ぐための条項を明記しておくことが必要になってきます。
どんな場合に示談書を作ったほうが良いか?
誰かの故意や過失により何らかの損害が生じ、あるいは生じさせてしまい、その賠償を金銭などで行なうことが決まったなら、当事者は示談書を作成したほうが良いといえます。
一般に示談書といえば交通事故を思い浮かべますが、それだけでなく不貞行為、傷害事件、セクハラ、医療事故、スポーツ事故、商取引上のミス、サービス提供の際の過失など様々な問題で示談書が必要になります。
示談書にはどんなことを含めるか
示談書は法律的には和解契約書という契約書の一種になります。
ですから契約書作成に必要とされる基本的な法律知識を調べておく必要があります。
その上で、原因となった問題をはっきり特定できるよう、いつごろどのように起こり、どんな損害が生じたのかを明記する必要があります。
さらに、どのような話し合いをいつ行ない、賠償金をどれぐらいどのように支払うことにしたのか、その他今後どうするかといったことを示しおく必要があります。


